あなたは、SNSや動画投稿サイト等のwebサービスを利用していて、運営からアカウントが停止されてしまったという経験はありますか?

 

アカウントの停止は、インターネット上では「垢バン」と言われており、メルカリを利用して商売をする人にとっても避けたい事態です。

メルカリでも「垢バン」をされてしまうケースは少なくありません。

中国輸入ビジネスで利益を得るのに、メルカリの利用は必須。

 

アカウントを停止されてしまうと、お金を使ってせっかく仕入れた商品を売る事ができなくなり、大きな損害を被ってしまいます。

 

より多くのお金を稼ぐ上で、メルカリのアカウントが運営から「垢バン」されないように活動する事が重要なのです。

ここまでの話で、『垢バンされたらどうしよう・・・』と不安に思ったかもしれません。

大丈夫です!

メルカリの垢バンにはいくつかの「状態」がある為、いきなり永久追放というわけではありません。

運営側も段階を踏んで対応していきますので、基本的にはメルカリの規約を遵守して活動をしていれば問題はありません。

このページでは、メルカリのアカウントが利用停止になった場合の対処法と、利用停止にならない為の予防法についてお話していきます。

アカウント利用停止を避けるコツとして6つにまとめていますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

 

メルカリ出品初心者

 

コツ1:利用停止時の謝罪&事情説明

このページを読んでいるという事は、あなたは今、『メルカリってどんなことをすれば垢バンされるの?』と疑問を持っていますよね?

前述しましたが、メルカリでは重大な規約違反でない限り、基本的にはいきなりアカウント削除とはなりません。

ではどういった基準で判断されているか?

 

メルカリ運営側の判断となりますので、一概に正確な事は言い切れませんが、利用制限について以下のような段階が存在します。

  1. 規約違反に対する注意…「警告」
  2. 出品物が利用規約に抵触している…「出品物の削除」
  3. 利用規約を軽度に違反している…「一定時間の利用制限」
  4. 警告を無視し続ける…「無期限利用停止」
  5. 重大な規約違反をしている「利用停止」
  6. 法律に抵触している…「強制退会」

 

段階6の「強制退会」の場合は、文字通り垢バンですので、メルカリにログインすることが出来なくなります。

段階4の「無期限利用停止」及び段階5の「利用停止」はログインはできますが、商品の出品・購入ができませんので「垢バン」と同義と考えて下さい。

 

運営から利用制限等を受けた場合、警告を無視したり、法律に抵触する行為は論外ですが、「規約違反をするつもりはなくしてしまった」「誤って規約違反をしてしまった」等々、問題とされた行為が故意に行ったわけではない場合、メルカリ運営にしっかりと謝罪・釈明を行えば利用制限を解除してくれる事があります。

 

その際「なぜ規約違反をしてしまったのか」「どうしてこうなったのか」等の理由を添えた詳細な事情説明を行いましょう!

そうすれば、たとえ垢バンをされたとしても、アカウント復活をしてくれることは普通にあります。

実は私もアカウントを停止され、運営に事情説明をして復活した経験があります。

 

とにかく、メルカリ運営から見て悪い事をしてしまった場合、丁寧に謝るのが大事です。

コツ2:著作物の取り扱いに注意する。

前項の「コツ1:利用停止時の謝罪&事情説明」を読んであなたはどう思いましたか?

『メルカリの利用規約を守っていれば、重大な違反でなければアカウントは停止されない。』

このように理解していると思います。

逆に言うと、重大な違反が何かを把握し気を付けていかねばなりません。

最も気を付けるべきはこちらの2点です。

  1. 著作権に抵触している
  2. コピー商品の取り扱い

 

中国輸入ビジネス初心者がやりがちな行動として、キャラクター物や版権物を仕入れてメルカリで販売しようとする事があります。

上記「気を付けるべき2点」に該当する商品は、利用者からのニーズも高く、メルカリ内でも他で出回っていないので非常に良く売れるのです。

『これ売れるからどんどん売って稼ぎたい』

売れ行きの良い商品を見つけたら、誰しもがこう思う事でしょう。

 

『稼ぎたい!』という気持ちも分かりますが、だからと言って、やはり著作権違反は重大な利用規約違反ですので、絶対にしてはいけません。

 

『そんなこと言われても、そもそも中古品として売るのだから著作権違反にならないのでは?』

ここまでを読んで、あなたは上記のような疑問を感じたかもしれません。

 

もっともな疑問です。

 

基本的にメルカリに出品する商品というのは「中古品」が想定されているので、著作物であっても本来は特に問題ありません。

 

しかし、我々が行うのは「中国輸入ビジネス」であり、仕入れる商品は中古品ではなく「新品・未使用品」となります。

 

例えば同じ商品を10個も20個も出品していたらどうでしょう。

『ん?それって本当に自分で使用していて要らなくなったものなの?』

『売る為に仕入れた商品じゃないの?』

このように思われてしまいますよね?

となると運営からは、著作権違反(営利目的の販売)をしていると思われても仕方が無く、著作物の取り扱いには注意を払わなければならないのです。

 

 

次に、安全にメルカリで活動する為、出品商品が著作権違反と判断されるかどうかの「指針」(具体的な著作物の取り扱い方)について説明をします。

 

著作物系商品の出品は「みんなが出品しているかどうか」で判断しよう!

メルカリでは著作権違反はアカウント停止に繋がる規約違反である事は前述した通りです。

ですが、キャラクター物や版権物はよく売れます。

より多くの商品を売りたい我々とすれば、キャラクター物や版権物の商品を出品したくなるもの・・・。

 

実は、キャラクター物や版権物の商品を出品して必ず「垢バン」されるわけではありません。

他の出品者が出品している商品であれば、「垢バン」される可能性はグンと減ります。

 

つまり、商品によっては出品したとしても、「垢バン」されないキャラクター物や版権物の商品が存在するのです。

 

その事は、メルカリ運営がその出品者を「垢バン」していない事からもわかります。

 

例えば「A」というキャラクター物の商品を大量に出品している人が何人・何十人と確認できたとします。

その場合、「A」というキャラクター物の商品を、メルカリで出品したとしても「垢バン」はされない可能性が高いという事です。

 

ただし、あからさまにリスクのある商品が放置されている場合もありますので、とにかく出品する前には「みんなが出品しているかどうか」を一度は調べておくと良いでしょう。

 

コピー商品(模倣品)は出品しない

前項で、著作物によってはメルカリで「垢バン」をされずに出品する事ができる商品が存在する事と、その商品の出品基準をお話しました。

 

ここでは、絶対に出品してはいけない商品についてお話をします。

それが下記商品です。

 

  1. 日本国内の企業が著作権を有しておりなおかつその商品を模倣(コピー)している商品
  2. 著名な海外企業が著作権を有しておりなおかつその商品を模倣(コピー)している商品

 

いわゆるコピー商品は、完全に一発即退場で「強制退会」となり、メルカリに対して謝罪・事情説明すら行えません。

というかこれは「犯罪」ですので絶対にしてはいけない事です。

 

コピー商品の出品は犯罪になってしまうので「間違えて輸入してしまいました」という言い訳はメルカリに対して通用しません。

 

中国は平気でコピー商品を販売しているので、中国から商品を仕入れる我々は注意しなければならない事です。

特に気を付けなければならないのは「力(影響力)」を持っている企業のコピー商品(模倣品)の出品になります。

分かりやすいもので言えば、ブランド物のバックや財布、世界的に著名なキャラクター商品等々です。

いわゆる海賊版ですね。

これらはメルカリの「垢バン」を通り越して、最悪刑事事件となってしまうので、コピー商品を取り扱うのは絶対にやめましょう。

 

コツ3:自分の都合で商品キャンセルをしない

メルカリでは、出品していた商品をお客様が購入したにも関わらず、出品者の都合で取引をキャンセルする事もできます。

実は、出品者都合キャンセルの多発は「垢バン」に繋がるのです。

普通に考えれば、商品が売れたのに取引をキャンセルするなんて考えずらいですよね?

ではなぜそのような事が起こるのか?

 

商品を手元に保有していないにも関わらず、画像だけを用意して出品を行う悪質な出品者が存在するのです。

 

手元に商品が無いのに出品する行為を「無在庫販売」と言い、メルカリの利用規約で禁止されています。

 

お客様が商品購入後の取引キャンセルを頻発させてしまうと、メルカリ運営から「無在庫販売」と見做され利用規約違反として扱われてしまいます。

やむを得ない場合を除き、お客様が商品を購入した後の取引キャンセルは避けるようにしましょう。

 

コツ4:メルカリ利用者と喧嘩をしない

メルカリで商品を出品していると、商品を購入してくれるお客様だけではなく、それ以外にも様々なメルカリ利用者と、やり取りをする事になります。

実は、やり取りをする中で、下記リンク先にあるような理不尽な要求を突き付けてくるメルカリ利用者も存在するのです。

「今までで一番ひどいトラブル – メルカリボックス 疑問・質問みんなで解決!」

メルカリ利用者とトラブルになった時に、相手と喧嘩をするような事は絶対にしてはいけません。

 

こちらがまったく悪くなかったとしても、なぜか運営に「通報」したり、「悪い評価」をしたり、色々とイタズラをしてくるメルカリ利用者も存在しているからです。

 

少しでもイタズラをされるリスクを減らす為に、お客様やその他の利用者とのやり取りの最中は「感情的」になってはいけません。

あなたがもし、トラブルの際に『感情的になりそう』と不安な場合は、文章テンプレートを予め用意しておき、コピペで対応する等を心掛ければ感情的になる事を防ぐ事もできると思います。

こちらが何も悪い事をしていないのに、他人の悪意により運営から「垢バン」をされないよう、利用者と喧嘩にならないように努めましょう。

 

コツ5:アカウントを複数作らない

複数のアカウントを作成している人をよく見かけます。

 

メルカリでは規約にて複数のユーザー登録を禁止しています。

 

メルカリ運営は、複数のユーザー登録に対して、常時パトロールをしているので「垢バン」されてしまう可能性が高くなります。

また、複数アカウントの通報を行うメルカリ利用者も存在しています。

アカウントを複数作る行為は利用規約違反ですので、違反しないよう心掛けましょう。

 

コツ6:短時間で大量の出品をしない

メルカリで商品を大量に出品できるツールの存在を知っていますか?

おもに転売業者がメルカリで商品を出品するのに、「大量出品ツール」を利用します。

「大量出品ツール」を使う事で、短時間で多くの商品を出品する事を狙っているのです。

 

メルカリは業者が介入することを非常に嫌っています。

短時間での大量の商品出品は、業者と判断されて厳重に処罰される可能性が出てしまうのです。

業者と思われてしまうような類似行為は行わないように注意しましょう。